分析化学分野では精度の向上がますます求められています。高度化した分析機器による高純度流体の分析には高性能の脱気モジュールによる溶存ガスの除去が必要となっています。潤工社では高性能でコンパクトな脱気モジュールを開発しています。

特長

●PTFEの80倍の酸素透過係数を有するフッ素ポリマーを使用。耐薬品に優れる非多孔質の脱気モジュールです。
●マイクロチューブを高密度かつ精密にハニカム成形することでコンパクトな脱気モジュールを実現。
●配管ラインに組み込みやすいコンパクトなデザインですのでユースポイント付近への設置が可能です。
●耐薬品性に優れています。
●接液部は全て低溶出金属のフッ素ポリマー及びフッ素エラストマーで構成していますので使用液体を汚染しません。
●非多孔質膜ですので、目詰まりをおこしません。

用途

●検体中の脱気
●半導体製造用薬液の脱気
●インク・塗料の脱気
MBS-S-0020-AFFMBS-S-0050-AFFMBS-C-1000
チューブ材質フッ素ポリマーフッ素ポリマーフッ素ポリマー
80%溶存酸素除去時の流量2.0 ml/min5.0 ml/min100 ml/min
膜内容量0.65ml1.60ml13.0ml
最高使用圧力(室温)0.3MPa0.3MPa0.3MPa
使用温度範囲0~40℃0~40℃0~40℃
外形寸法(mm)19(W)X21.5(H)136(L)22(W)X24.5(H)136(L)φ63X99(H)
質量60g80g190g

溶存酸素脱気性能

脱気モジュール各製品の溶存酸素脱気性能
※上記データは25℃の溶存酸素飽和水(8.11mg/i)を流し、チャンバー内を-0.096MPaに減圧した時の溶存酸素量の実測値です。
脱気モジュール各製品の溶存酸素脱気性能
※上記データは25℃の溶存酸素飽和水(8.11mg/i)を流し、チャンバー内を-0.096MPaに減圧した時の溶存酸素量の実測値です。

使用例

脱気モジュールの使用例
興味のある製品を探す