フッ素ポリマーと物性の異なる原料を組み合わせた多層押出成形により、フッ素ポリマーがもつ耐薬品性、非粘着性、低溶出性等の特長に加え、フッ素チューブにはない柔軟性・導電性・耐座屈性・バリア性等の高機能特性が得られ、各種薬液の配管用途に使用されています。
特長
●多層構造にすることで酸・水分・ガス・紫外線の透過を抑制します。
●多層構造にすることで柔軟性・耐座屈性・耐摩耗性が向上します。
●多層構造にすることで柔軟性・耐座屈性・耐摩耗性が向上します。
用途
●塗装機器用チューブ
●プリンター用チューブ
●集中潤滑機器用チューブ
●分析機器用チューブ
●プリンター用チューブ
●集中潤滑機器用チューブ
●分析機器用チューブ
| 溶剤・水分バリアチューブ | ガス・酸素バリアチューブ | 内部視認性UV遮蔽チューブ | |
| タイプ | HB1 | HB2 | HB3 |
| 形状 | ストレート | ストレート | ストレート |
| チューブ構造 | 内層：特殊バリア性フッ素ポリマー 外層：柔軟性ポリマー | 内層：特殊バリア性フッ素ポリマー 中間層：ガスバリア性ポリマー 外層：ポリオレフィン | 内層：特殊バリア性フッ素ポリマー 外層：UV遮蔽性特殊ポリマー |
| 最高使用圧力（MPa) | ＜0.25~0.50 | ＜0.25~0.50 | ＜0.25~0.50 |
| 使用温度範囲 | 0~+70℃ | 0~+70℃ | 0~+70℃ |
| 色 | 自然色または黒 | 自然色または黒 | 黄 |
- バリアチューブの耐薬品性
HB1チューブテクニカルデータ
- 柔軟性比較
- 試料チューブ（φ6×4）をU字型に曲げ、曲げ半径50mmから10mmまでの反発力を測定しました。
HB2チューブテクニカルデータ
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■試験条件
チューブサイズ：φ3×4mm
試験環境：35℃ 80%RH
■Result
HB2チューブは溶剤酸素濃度の上昇速度が小さく、優れた酸素バリア性を示してます。
HB3チューブテクニカルデータ
- インク固化防止効果と視認性比較
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チューブ内にインクを充填、ブラックライト(365nm)を2時間照射後にチューブ断面を観察しました。
インクの視認性写真、上から
遮藪性のないチューブ
HB3チューブ（内部視認が可能です）
黒色チューブ（内部流液の視認性はありません）
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